データの作り方・算出方法
価格情報は、その数字がどう作られたかが分からなければ使えません。 当サイトが何をどう集め、どう計算しているかをすべて公開します。
算出方法の版: 2026-09-17.1(変更履歴)
取り込んだ件数・型番に振り分けた率・統計から外した件数などは、データの品質で毎日公開しています。
掲載している4つの価格
成約価格をどう判定しているか
中古腕時計の世界には、不動産の成約事例データベースのような公的な記録がありません。 そこで当サイトは、出品が出てから消えるまでを毎日追いかけ、成約を捉えています。
ただし出品が消える理由は「売れた」だけではありません。出品者の取り下げ、 値付け直し、別チャネルでの販売、サイトの仕様変更でも消えます。 そのため「消えた=売れた」とは判定せず、次の要素を重み付けして確信度(0〜100%)を出し、一定の水準を超えたものだけを推定成約として記録しています。
確信度は55%以上を推定成約として記録し、75%以上を「高」、それ未満を「中」と区分しています。
推定の精度は、オークションハウスの落札結果など確定した成約価格と 突き合わせ、継続して検証・補正しています。
再出品と並行出品の扱い
出品が消えたとき、次のどれかに当てはまる出品を「後継」とみなし、その消滅は成約として数えません。
1つの出し直しを、2件の消滅の後継として使うことはありません。判定の根拠は推定成約ごとに記録しています。
同じ個体の名寄せ
同じ時計が、同じ販売店から複数の大手通販モールに出ていたり、同じモールに商品番号を変えて2回出ていたりします。 そのまま数えると出品数が水増しされ、相場もその個体の価格に引っ張られます。 そこで売り出し価格の統計(件数・中央値・25/75パーセンタイル・最安値)は、同じ個体とみなせる出品を1件にまとめてから算出しています。
統計の算出方法
流動性(0〜100)
「いま出ている出品のうち、1か月でどれだけ売れていくか」を1つの数にしたものです。 大きいほど売れやすく、手放すときに買い手が見つかりやすい型番といえます。
- 30日に売れた数と売れ残っている数の比(月間の消化率)です。出品20件・30日で20件成約なら約47、2件なら約8になります。
- 「+3」は件数の少ない型番で値が跳ねないための補正です。出品1件・成約1件だけで50にはならず、20に留まります。
- 目安として、40以上を「売れやすい」、20以上を「ふつう」、8以上を「売れにくい」、それ未満を「動きが少ない」と表示します。
- 成約件数は推定値(上の「成約価格をどう判定しているか」)を含みます。記録が30日分たまるまでは表示しません。
データ収集の方針
価格情報は、各サービスが公式に提供する API と、公開されている情報から取得しています。 取得にあたっては各サイトの利用規約と robots.txt を守り、サーバーに負担をかけない頻度で行っています。
出品一覧に表示している商品画像は、各販売サイトが提供する画像を元の配信元から直接読み込んで表示しているもので、当サイトのサーバーに 保存・再配布することはありません。商品説明文の転載もしていません。
型番ごとの代表アイコンは、当サイトがスペック情報から生成した図版です。 メーカーや販売店の写真ではありません。
掲載内容の誤りや、掲載停止のご要望はお問い合わせよりご連絡ください。速やかに対応いたします。
算出方法の変更履歴
集計や推定の方法を変えたときは版を上げ、いつ・何を・なぜ変えたかをここに記録します。 方法を変えた場合は、保存している生データから過去の期間も作り直します。
- 同じ個体の名寄せを導入しました。同じ販売店が複数のモールや複数の商品番号で出している同じ時計を1件として数え、売り出し価格の件数・中央値・25/75パーセンタイル・最安値を算出します。
- 成約の推定で、消えた出品の「後継」を探すようにしました。同じ個体の別の出品が残っている場合と、14日以内に同じ個体が出し直された場合は成約として数えません。
- 確信度に、再出品の確認期間(14日)、掲載1日以内の消滅、販売店ごとの出し直しの多さを反映するようにしました。
- 別のモールに出ていた同じ個体が同時期に消えた場合は、成約を1件にまとめるようにしました。
- 記録開始日にすでに出ていた出品は、掲載期間が分からないため「短期間で消えた」とはみなさないようにしました。
理由: 複数の通販モールの出品を取り込むと、同じ時計が二重に数えられ、出品数と相場が歪むため。また、出品の出し直しを成約として数えてしまうことがあったため。