ペラゴス 25707B解説
- ケース・ベゼルチタン
- ベゼルセラミック
- 生産期間
- 2021年 〜 現行
- ケース径
- 42 mm
- ケース素材
- チタニウム
- ベゼル素材
- チタニウム製両方向回転ベゼル、セラミック製ディスク、連続した水中ナビゲーションをサポートする反時計回りの60分目盛り
- ベルト素材
- ファブリックストラップ(セルフグリップ着脱システム)
- キャリバー
- MT5602
- ムーブメント詳細
- ケニッシ製(チューダー・ロレックス系)/スイス
- ムーブメント
- 自動巻
- ケース厚
- 12.8 mm
- 防水性能
- 200m防水
- パワーリザーブ
- 約70時間
- 風防
- サファイアクリスタル
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- 生産期間
- 2021年 〜 現行
- ケース径
- 42 mm
- ケース素材
- チタニウム
- ベゼル素材
- チタニウム製両方向回転ベゼル、セラミック製ディスク、連続した水中ナビゲーションをサポートする反時計回りの60分目盛り
- ベルト素材
- ファブリックストラップ(セルフグリップ着脱システム)
- キャリバー
- MT5602
- ムーブメント
- 自動巻
- ケース厚
- 12.8 mm
- 防水性能
- 200m防水
- パワーリザーブ
- 約70時間
- 風防
- サファイアクリスタル
- ブランド
- チューダー
- モデル
- ペラゴス
- 型番
- 25707B
- ムーブメントの作り手
- ケニッシ製(チューダー・ロレックス系)
- 製造国
- スイス
- 出どころの注記
- チューダー公式は「マニュファクチュール製キャリバー」とだけ書き、製造元のケニッシという社名は出さない。ケニッシは2016年にチューダーのムーブメントを作るために設立された会社で、チューダーのル・ロックルの製造拠点と一体で運営される。2018年からシャネルが20%を出資し、シャネル・ブライトリング・タグ・ホイヤー・ノルケイン・フォルティスなどにも同系のムーブメントを供給する(Monochrome)。
- 振動数
- 28,800 振動/時(4Hz)
- 石数
- 25石
- 精度
- COSC認定クロノメーター。-U版(METAS マスタークロノメーター)は日差 0/+5秒
- 耐磁性
- -U版は15,000ガウス(METAS基準)
- 認定・規格
- COSCMETAS マスタークロノメーター(MT5602-U / MT5602-1U)
- 特徴
- チューダー自社(ケニッシ製)キャリバー。シリコン製ヒゲゼンマイ、可変慣性テンプ、テンプを両持ちで支えるトラバーシングブリッジ、双方向巻き上げローター。2023年のブラックベイ(バーガンディ)刷新で METAS 認定の MT5602-U が登場し、2021年のブラックベイ セラミックには黒仕上げの MT5602-1U が使われた(性能は同等で、試験・調整の水準と外観が異なる)。
- 発表年
- 2016年
- 依頼先
- 正規サービス(日本ロレックスのサービスセンターで実施)が基本。オーバーホール後に2年の国際サービス保証が付き、第三者が手を加えると保証は無効になるため、保証を重視するなら正規に依頼。独立修理店でも受け付ける店はあるが、自社キャリバーは基本料金外・見積りとする店がある
- 整備の難度
- チューダー自社(MT)キャリバー。独立修理店の料金表でも自社開発ムーブメントは基本料金の対象外とする店がある(WATCH COMPANY)
- 推奨サイクル
- チューダー公式推奨 およそ10年以内(モデル・使用状況による)
- メーカー料金
- メーカー公表の定価なし(チューダー公式FAQでは点検後の見積り制)
- 修理店の料金目安
- 目安 25,300〜28,600円〜(税込・基本料金、部品代別。WATCH COMPANY 自動巻き3針 25,300円、カナルクラブ 27,500円〜、CIEN 28,600円 の公表料金表より)。ただし WATCH COMPANY は自社開発ムーブメント搭載モデルを基本料金の対象外としており、MT系は見積りになる可能性がある
ムーブメント詳細の出典: monochrome-watches.com / tudorwatch.com / watchbase.com
2026/09/19時点。成約・売れるまでの日数・流動性は出品の在庫推移からの推定です。
解説
ペラゴス FXD 25707B は、2021年11月にチューダーがフランス海軍(マリーン・ナショナル)と共同で発表したダイバーズウォッチで、ペラゴス FXD の最初のモデルにあたる。Time+Tide によれば、チューダーとフランス海軍の関係は1956年に海軍の研究機関がサブマリーナーを試験したことに始まり、1961年には「フランス海軍の公式サプライヤー」となった。同誌は FXD の着想源を、1970年代半ばから80年代まで海軍に納められた 9401 としている。開発は海軍の戦闘潜水部隊コマンド・ユベールの要求仕様に沿って行われ、Monochrome によれば ISO 6425 のダイバーズ規格に合わせた時計ではない。
ケースはチタンの一体削り出しで、径42mm・厚さ12.75mm・ラグからラグまで52mm。通常のペラゴスと径と素材は同じだが、戦闘潜水員は浅い水深でしか潜らないため防水を200mに抑え、ヘリウムエスケープバルブを省いて約1.5mm薄くした。名前の FXD は固定式のストラップバー(fixed)を指し、バネ棒を使わないため通し式のストラップしか付けられない。ベゼルはチタン製の120クリックの両方向回転式で、夜光入りのセラミックインサートに60から0へ逆向きの目盛りを刻む。これは潜水時間の計測ではなく、コンパスを頼りに決まった時間ずつ泳いでは進路を変える水中航法のカウントダウンに使うためのものである。文字盤は通常のペラゴスより暗いネイビーブルーで、スノーフレーク針と角型インデックスを受け継ぎ、日付は省かれた。ステンレスの裏蓋には海軍のロゴと「M.N.21」を刻む。ムーブメントは自社製の MT5602(COSC認定、約70時間)。付属のストラップは、グレーの線が入った青いファブリック(面ファスナー式)と、チタンバックル付きのラバーの2本。
Monochrome の筆者は、発表当初は多くの愛好家と同じく「悪くないが目を見張るほどではない」と感じ、200m防水にも首をかしげたが、実物を手にして、妥協なく作られた本物の軍用時計だと評価を改めたと書き、通常のペラゴスより安いことにも触れている。Time+Tide の筆者は、小さな手首には40mmを望んでいたとしつつ、厚さを13mm未満に収めた点を高く評価し、固定バーはストラップを替える自由と引き換えに堅牢さを得たものだと述べた。Fratello では、2022年の読者参加企画「Summer Splash」で優勝している。
出典: monochrome-watches.com / timeandtidewatches.com / fratellowatches.com (2026/09/19 時点の資料をもとに当サイトが要約)